10年以上の別居後、訴訟にてようやく離婚が成立した事案

cases112
2017年03月09日更新

40代
男性
会社員

離婚
訴訟
和解離婚
別居
婚姻費用
養育費

■婚姻期間 15年～20年
■子供 2人

ご相談に至った経緯

ご相談者Aさんは、妻であるBさんと別居してすぐに離婚調停を申し立てたものの不調に終わりました。
それからBさんが申し立てた婚姻費用分担の調停、審判を経て、別居から10年以上が経過したところ、Bさんから未払いの婚姻費用についての給与の差し押さえと、離婚訴訟の提起がなされたところでした。

ご相談内容

婚姻費用や養育費は支払える範囲で支払っていくので、とにかくBさんとの離婚を成立させたい。

ベリーベストの対応とその結果

応訴対応をする中で、まずはAさん自身の生活を安定させなければ今後の話し合いがスムーズに進められないと訴えて、給与の差し押さえについては取り下げていただきました。

その後、300万円という高額の慰謝料請求や、医学部進学を目指す子どもの卒業までの養育費の支払いの請求について折り合いがつかなかったため、本人尋問まで行ったものの、現実的な解決を目指して裁判官からもBさんを説得していただきました。

養育費については、通常より長めの大学4年生の終了見込みの歳まで（自立したらそのときまで）支払う代わりに、まとまった解決金としては10万円のみ支払うこととして、和解離婚が成立しました。

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